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NEWS! 2024.03.01


令和6年2月29日、母校にて本同窓会入会式が開催され、令和5年度の卒業生27名が入会し、同窓生総数は12,317名となりました。

斜里高校同窓会通信 第26号 令和5年9月25日

令和5年度 同窓会総会を開催 

  2年に一度の総会開催年に当たる令和5年度同窓会総会を令和5年7月13日(木)午後6時30分よりより斜里高校会議室において開催しました。
新型コロナウイルスの5類移行を受け、社会情勢が緩和され、社会活動が活発となり、徐々にコロナ以前に戻りつつあった事から感染の収束が見えない中でしたが、隔年開催でもあり感染対策を充分に行い、万全の体制で開催しました。
   総会において、令和3年度4年度の事業報告及び決算報告並びに令和5年度6年度の事業計画(案)及び予算(案)が提案通り可決承認されました。
   令和3年度4年度は、新型コロナウイルス感染拡大が続き、計画していた事業活動のほとんどが前年度に引き続き、中止せざるを得ない状況でした。同窓会入会式は規模を縮小し、2年連続簡略して行いました。又、広報誌「楓ケ丘」も第25号のみの発行となりました。永年の懸念となっていました、平成14年に発行しました同窓会名簿の個人情報データの扱いは、適正に処理を行っております。    令和5年度6年度は、新型コロナウイルスの収束を願いながら、斜里高校振興会等関係する方々と連携・協調して従前どおりの活動を行って参ります。
   令和年6度に斜里高校同窓会HPを開設して広く活動を掲載する計画が承認されました。「楓ケ丘」は、紙面での発行は今回の第26号で一区切りとしHPに掲載を移行します。来年度以降は、斜里高校同窓会のHPからご覧願います。今迄途切れていた同窓生等との交流や各ふるさと会への参加も図ってまいります。
   本総会で任期満了に伴う役員改選が行なわれました。引き続き現役員が再任され、更に1人が新たに加わることとなりました。選任された役員が今後の同窓会活動を担って参ります。同窓生各位のご協力をお願い致します。
   斜里高校は、全学年1学級の状況が続いていますが、「高校生対流促進事業」は3年目の今年も地域みらい留学生1名を受け入れています。地域と連携協働した教育の推進など、積極的に総合学科としての魅力ある高校、生徒の能力向上に取り組んでいます。同窓会は、これからも一層の支援を続けていく考えを決議しました。

振興会会長就任のご挨拶 小山田東洋士

   この度、須田修一郎前会長の後任で会長を務めることとなりました、よろしくお願いいたします。
   昨今の社会情勢、少子化問題等、斜里高校を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。振興会としましては生徒の足元を照らし、充実した学校生活を送れるようサポートできれば、斜里高校の発展に少しでも寄与できると考えております。
   振興会の目的であります、生徒の充実した学校生活のサポートのために、町、同窓会、教職員・PTAの皆様、そして企業・団体会員、賛助会員の皆様のご協力のもと力を合わせて活動いたします。
   振興会活動は斜里町、教育委員会の助成、企業・団体会員の賛助金で生徒の各種検定・資格補助、学力向上に向けてのスタディーサプリ補助など斜里高校の魅力を引き出せる活動をしています。
   地域みらい留学365の活動では毎年本州の高校2年生が1、2名斜里町に来て色々な行事に参加し思い出を作り斜里高校の魅力発信をしていただいています。
   また、斜里高校の間口を2間口に増やせるように様々な努力をしていきます。そのためには学力の向上が不可欠です、国立大学、有名私立大学進学に向けての個別指導など学校側の取組みにも応援していきます。魅力ある斜里高校を目指して全国各地から生徒が集まる高校にしていただきたいと思います。
   結びに、同窓会員皆様の一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げて挨拶に代えさせていただきます。

学舎懐古『23』

斜里高等学校 高校魅力化コーディネーター 山下珠代「にぎやかだった学生時代」

昭和55年卒業。斜里にUターン後、「地域おこし協力隊」などを経て現在斜里高校に勤務し、地域留学生の受け入れなどに尽力されています。

私は1980年の卒業です。世間がバブル景気に向かい始めた活気にあふれた 時代でした。A、B組は商業科、C、D、E組は普通科で全校生徒数は約670人。人数が多いので、部活動も盛んでした。グラウンドや体育館では、地域大会や全道大会が行われ、生徒達で大会の準備を手伝い、多くの学校が集結して応援に拍車がかかったのを思い出します。団体活動と言えば斜里高祭です。各クラスで競う仮装大会があり、テーマを決めたら大きな山車造り、衣装作り、そして恒例の町内パレードでパフォーマンス。みんな一生懸命で、恥ずかしいなど言っていられない…今思えばすごいクラス発表でした。しかしこのときの企画や段取り、協力が社会人になったときに生かされたと感じています。もうひとつは、寝台列車や船、新幹線での 泊 日の修学旅行。学年223名の大移動は一番の思い出です。この時代の先生方が凄いのは、たった9名で引率したことです。卒業から約40年ぶりに斜里に帰ってきて、あの時代の賑やかさは無く、若干の寂しさを感じましたが、斜里高校から見る斜里岳の美しさ、雄大さは変わっていなかった!40年前と同じく、学舎から見る1番の感動でした。

斜里高校の様々なプログラムが円滑に行えるようサポートしています。

 

北の国から「斜里町の話題・情報」

「斜里の最高学府としての責任と誇り」 校長 増田康広

   私は令和4年4月に着任しましたが、社会はコロナ禍の真っ只中、同窓会会員の皆様方と直接お会いする機会がなかったのですが、本年7月 日に同窓会総会でようやく皆様とお会いすることができました。
   さて、本校が学科転換して年になり、総合学科高校としての学びの成果を着実に収めています。とくに令和4年度は、3年次生観光ビジネス科目選択チームが2つの全国コンテストで最優秀賞を収めました。そのうちの1つが、内閣府主催「地方創生・政策アイデアコンテスト」での地方創生担当大臣賞(最優秀賞)の受賞です。これは、現在の教育改革の主要目標である、子どもたちが自ら課題を発見し、解決に向けて方策を練り、行動に移すという学びの姿、すなわち探究学習の成果を競う国主催のコンテストです。そこで生徒たちは、北海道ブロックで3年連続代表となり、内閣府合同庁舎での全国大会にてプレゼンテーションと有識者からの質疑応答をも切り抜け、見事、最優秀賞に輝きました。
   本校生徒のアイデアは、国が提供している地域経済分析システム(RESAS:リサース)のビッグデータを活用し、斜里町観光の活性化への効果的な施策を提案したもので、斜里町観光が冬季に減少していることや、コロナ禍での一層の落ち込みと運動不足による健康被害等をデータで分析し、斜網線沿線でのファットバイクを使用した﹁知床スマートヘルスツーリズム﹂を提案したものでした。さらに、北海道の冬の観光に人気が高い台湾では自転車保有台数も多いと分析し、台湾からの観光客の増加も見込んだ政策提言でした。現在、本校ではこの政策提言の実証化に取り組んでいます。道経済産業局からアドバイスを得て、100万円規模の資金の裏付けを持ちつつ本年度中での実証実験を進めています。   令和4年度に輝かしい成果が現れましたが、実は、平成16年度に総合学科に転換して以降、本校が地域と連携し、課題解決型の主体的学びを追求してきたこれまでの学びの成果が、今回の受賞で評価されたものだと考えています。
   本校は、今年で創立82年を迎えるオホーツク管内屈指の伝統校です。本校同窓生や町民の方々とふれあう中で、しばしば「斜里高校は斜里町における最高学府」という言葉を耳にすることがあります。私自身には、その感覚はなかったのですが、昭和26年度の道立移管の実現には、当時の町立高校3・4期生と教職員による人力でのグラウンド造成作業など、町民の強い思いがあったことなどを知るにつけ、斜里町にとっての本校の存在意義の大きさを実感するようになりました。
   斜里高校で学びそして散じて行く斜里町子弟にとって、卒業後にどこにいようとも、斜里高校の校歌を口ずさめば、すぐに故郷・斜里につながることができる、斜里に生まれ育つ方々の心の古里として、誇りに思っていただける学校であり続けるよう、現職員は努めて参る所存です。

フラットナイト300回達成

   平成9年11月14日、斜里町中心街の広場を活用し、市街地商店街の有志により、ナイトバザール「ふらっとナイト」が始まりました。以後も商業振興の取組みとして地域住民や観光客を対象に町や商工会、信金などの支援を受けながら運営され、小さなお子様から高齢の方まで広く愛されるイベントとして着実に中心市街地発展の礎を築きました。
   毎月第2金曜日に開催されてきた「ふらっとナイト」は令和5年6月9日に300回に達しました。全国的にみてもこのようなイベントの回数はトップクラスであり、辛抱強く続けてまいりました実行委員会の皆様方に敬意を表すると共に感謝を申し上げたいと思います。今後とも末長く継続されていくことをご期待申し上げます。

4年ぶり しれとこ斜里ねぷた

   7月21日・22日「第41回しれとこ斜里ねぷた」が4年ぶりに開催されました。今年は弘前市との友好都市盟約40周年記念とした、弘前市から運ばれた8mの大型ねぷたが登場しました。また、櫻田弘前市長や弘前市民号の皆さんなど、総勢100名余が来町され、交流会やねぷたの合同運行により、2日間延べ1万6千名の観客を魅了しました。また、姉妹町の竹富町とは盟約50周年記念の年であり、前泊竹富町長などが来町され、パイナップルやマンゴーの特産品即売会が行われ大好評でした。

新町長・新議長

   4月に行われた統一地方選挙において、斜里町長に元斜里町議会議員の山内浩彰氏(S58年卒)が初当選を果たし、引き続き同窓生町長となりました。また斜里町議会議長には須田修一郎氏(S48年卒)が選出されました。

経済界のリーダー

   6月21日開催のJA北海道信連通常総会で石井透氏(S57年卒)JA清里町組合長理事がJA北海道信連会長に就任しました。就任にあたりJA清里町代表理事を辞任し新たに会長理事(非常勤)に就任しました。

「斜里会」の動き

◆札幌=第41回札幌ふるさと斜里会
・10月14日(土)午後4時   ホテルポールスター札幌2Fコンチェルト   会長・横澤一文

◆東京=第27回東京ふるさと斜里会
・10月21日(土)午後3時   アルカディア市ヶ谷5大雪   会長・吉野躬行   事務局長・土橋幸博